シンコーメタリコンは1933年創業。日本の溶射業界において長い歴史のある会社で、全ての溶射プロセスを保有する溶射専門のメーカーです。
シンコーメタリコンにある「溶射技術研究室」では、溶射施工メーカーとして新しい溶射技術への取り組みを行っています。顧客のさまざまなニーズに対応するべく、研究開発を行っており、案件によっては、顧客・大学(研究機関)・経済産業局と連携をとり、研究開発を進めているものもあります。
主に金属の微粒子を超高速で基材へ衝突させて大気中で成膜する表面処理技術であり、低温の高速作動ガスにより加速することが大きな特徴。
従来の溶射法よりも微細な粉末材料を水・エタノールなどの溶媒に分散させ、緻密な溶射皮膜を形成することが可能。
WC系サーメット材料を用いた耐摩耗溶射に広く利用されており、高密度、高付着力、高硬度などの特性があります。
高融点の金属、サーメット、セラミックスをはじめ、ほとんどの材料を溶射することが可能。また、基材と溶射皮膜の密着性が高いなどの特性があります。
溶射材料は電気伝導性に優れた材料に限られますが、高温で溶融されているため基材への密着性に優れています。
酸素-アセチレン(プロパン)などによる燃焼炎中に線状溶射材料を連続的に送り、溶融させ圧縮空気により微粒化した材料を基材に吹付けて皮膜を形成。溶射材料としては、線状に加工できる金属材料なら溶射が可能。
大きな構造物にも溶射が可能。基材の熱による変形や変質もなく、溶射方法が簡単で移動設備があれば建設現場、又は補修現場において溶射を施工することができます。皮膜自体が耐食性を持つとともに、素地を電気化学的に防食する性質をもっています。溶射材料には亜鉛、アルミニウム、亜鉛、アルミニウム合金、アルミニウム、マグネシウム合金があります。
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