昭和38年の創業以来、各種設備や建造物の素材の表面を強化するための様々な技術を提供している会社。各種の照射技術の他、ブラスト剤を圧縮空気などで照射して対象物の表面を強化させる「ブラスト」、鋼構造物の防食性能を高めるための「重防食塗装」など、創業から培ってきた高度な技術により、表面処理の様々なニーズに対応しています。
これまで広く採用されてきた硬質クロムめっきと比較すると、柔軟なニーズに合わせられる被膜設計・表面処理、基材の寿命延長、メンテナンス費用の節減などに貢献する溶射技術。乾式法のため廃液処理の課題もなし。「省資源化に貢献する溶接技術」をモットーに、未来に向けた技術の開発・提供を行っています。
石油プラントや橋梁、各種設備等の幅広い要望に応えるため、社内には豊富な機材を完備しています。具体的には、溶射装置29台、ブラスト装置25台、エアレスと早期7代、長距離空気搬送機1台、簡易集塵装置1台など。溶射装置試験室にはエアーコンプレッサーや集じん機なども設置しています。
・防食溶射・金属溶射
石油化学プラント、橋梁等のインフラ、高層建築物など
鉄よりも電位が低い金属(亜鉛、アルミニウム、アルミニウム・マグネシウム合金、亜鉛・アルミニウム合金など)に電気や燃焼エネルギーを加えて溶融(または半溶融)の状態にし、圧縮空気などを用いて微粒子化して吹き付ける溶射方法。
鉄橋などの損傷の過半数を占める腐食を防止するため、従来の溶融亜鉛めっきや塗装とは異なる各種の合金を用いた各種溶射のこと。腐食防止効果の他、耐摩耗性も高まる。プラズマアーク溶射は金属溶射の一種。