こちらの記事では、40年以上表面処理技術を手がけてきた関西ポリマーをご紹介しています。同社の特徴や対応している溶射技術などについてまとめていますので、溶射加工の会社について知りたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
関西ポリマーは、徹底的な品質管理を行っている点が強みのひとつです。ISO9001に基づく社内品質基準を設けることにより、高い品質の製品を提供しています。さらに、ケースによってはお客との協議の上で特別品質基準を設けて管理を行う場合もあります。
同社では品質管理課にて徹底した管理を行っており、社外に流出した不適合品比率は毎年0.01%以下(※)。このように、高いレベルでお客が納得できる製品づくりを行っています。
※参照元:関西ポリマー公式HP(https://kansaipolymer.co.jp/strength)
表面処理技術に関して、40年以上の経験を持つ点も関西ポリマーの強みです(1978年4月創業)。数多くの成功事例を情報として蓄積しているため、お客によって異なるニーズへの提案が可能。これまでに培ってきた知識と技術を活かし、要望に合った製品の提供が可能です。
関西ポリマーでは、製缶・塗装・検査という全ての工程において、一貫生産体制を整えています。この生産体制の構築によって、受注から納品に至るまでの工程において調整が可能に。お客から寄せられる要望に対して柔軟な対応ができる点がメリットといえるでしょう。さらに、一貫生産により品質の一元管理を行えるメリットもあり、品質の向上に寄与している面もあります。
このように全工程を社内で対応していることから、工程間でのタイムラグや物流による時間のロスを削減し、短納期の実現も可能。急な仕様変更・納期変更にも迅速に対応できる体制が整えられています。
高い提案力も関西ポリマーの強みです。同社では、お客の持つ要望を営業部の専門スタッフがしっかりとヒアリング。その上で数々の成功例に基づき、より良い提案を行っていきます。
関西ポリマーは、溶射法の中でも代表的な技術である「フレーム溶射」による施工を行っています。この方法は、材料を燃焼炎によって溶融させたのちに、圧縮空気で素材に吹き付けて溶射皮膜を形成する方法です。
こちらの方法を使用した場合には、使用できる材料が多彩であることから、用途や母材に応じた表面処理の提案が可能な点が大きな特徴。さらに厚い皮膜の形成も可能なので、耐摩耗性・耐蝕性・耐熱性などの向上が見込めます。
また、フレーム溶射はプラズマ・アーク溶射と比較した場合、表面の粗さが大きいため離形性が上がる点に加え、塗装の下処理として用いることも可能です。
公式サイトには、溶射加工の事例の記載がありませんでした。
公式サイトには、溶射加工の事例の記載がありませんでした。