株式会社川﨑熱処理工業所
株式会社川﨑熱処理工業所の会社特徴
溶射事業とショットブラスト及び重防食塗装事業
株式会社川﨑熱処理工業所は、昭和26年設立、創業70周年を超える実績のある会社です。小さな工場からスタートしショットブラスト・ペイント事業部・溶射事業部と事業内容を拡大しながら愛され続けてきました。
現在、株式会社川﨑熱処理工業所が行っている事業内容は、主に溶射事業とショットブラスト及び重防食塗装事業です。図面を見て、素材調達・機械加工・溶接加工・仕上がりまで一貫した作業工程を請け負っています。品質管理を徹底し、確かな製品を納品してくれると定評があります。
ロット数の制限がなく、小さなネジ1つから、多品目・小ロット・特大な加工品まで幅広く対応してくれます。また、素材や方法、どのような技術を選択するかなどアドバイスも可能です。
素材の特性を活かしたブラスト処理技術
株式会社川﨑熱処理工業所では、ブラスト処理においてスチール系・ステンレス系・アルミナ系・ガラス系・炭化けい素系・珪砂系など、さまざまな研削材を使用しています。
被加工物の種類やお客さまの希望によって研削材を選び、粒子の大きさを変えることで表面の粗さを適切な状態に調整しています。複雑な製品であっても処理が可能です。
汚れや錆、皮膜があっても母材の摩耗を少なくできるのが特徴です。また、ショット材に無害なドライアイスを使用したドライアイスブラスト処理も行っています。
洗浄設備・加工設備
株式会社川﨑熱処理工業所には、洗浄設備としてクリーンルームが2式、超音波洗浄機が3槽あります。また、溶接によって発生した塵を99%集塵できる性能の高い集塵機が2式あり浄化・排出しています。
ほかにも、溶射ブース3式、乾燥炉2式、各種計測機器を備え、多様な品物に対応しています。
株式会社川﨑熱処理工業所の取り扱う溶射技術
プラズマ溶射
プラズマ溶射は、フレーム溶射と比較すると緻密で密着力の高い被膜を形成できる方法です。プラズマのフレームは16,000℃もの高温を発生、加熱媒体として優れています。また、高融点材料も簡単に溶射可能です。
H.V.O.F.溶射
H.V.O.F.は、High Velocity Oxygen Fuelの略で超音速溶射と呼ばれています。とくに“射”のエネルギーに重点をおいて開発されました。フレーム内の粒子の飛行速度は、プラズマの約2倍、1,380m/sにも達します。20~30μmの薄い皮膜を形成でき、溶射面が非常に滑らかな特徴があります。
アーク溶射
2本の溶射材料の先端で直流アーク放電を発生させ、溶融した金属を圧縮空気で吹き飛ばす溶射法です。電気と圧縮空気以外の熱源が不要のため、比較的安価に皮膜を形成できます。出力を上げると能率を高めることができ、材料によりますが3~5mmの厚膜を得ることも簡単です。
また、圧縮空気の量を変化させることで、同じ材料を使いつつ目的に合った皮膜を形成できます。
溶線式フレーム溶射
酸素とアセチレンやプロパンなどの燃料の燃焼フレーム中に、ワイヤーなどの線状の溶射材料を連続して送り込み、フレーム中で溶融した材料が圧縮空気により微粒化したものを吹き付けて、溶射皮膜を形成する溶射法です。
株式会社川﨑熱処理工業所の対応事例のある領域・マーケット
- 航空機・ジェットエンジン
- 自動車産業
- コンピューター及び周辺機器
- 電子機器の電磁波障害防御など
株式会社川﨑熱処理工業所の対応事例
公式サイトに記載がありませんでした。
株式会社川﨑熱処理工業所の会社DATA
- 本社
〒252-1108
神奈川県綾瀬市深谷上8-4-16
TEL:(0467)76-1206 FAX:(0467)76-1299
- 溶射工場
〒252-1108
神奈川県綾瀬市深谷上8-4-16
TEL:(0467)71-1566 FAX:(0467)71-1565
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※1参照元:デジタルリサーチ「2013年版溶射市場の現状と展望」(2021年12月調査時点)
※2021年12月現在、公開されている最も新しい統計資料(デジタルリサーチ「2013年版溶射市場の現状と展望」)から溶射業界の売上高シェアTOP3企業をピックアップ
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