関西技研は、フッ素樹脂コーティング(テフロン加工)をはじめとして、その他金属の表面処理加工を得意とする企業。溶射加工やセラミックコート、ブラスト加工などの表面処理加工を低コスト、短納期、高品質なコーティング技術で、産業用途や家庭用途など幅広く提供しており、基材1個からの加工にも対応しています。
溶射は、溶射材(金属、セラミックス等)を加熱して、溶融またはそれに近い状態にし、基材に吹き付け被膜を形成する表面処理の一種ですが、関西技研では、アーク溶射を行うことによって、フッ素樹脂コーティングやセラミックコーティングを行う前処理として施工。フッ素樹脂コーティング、セラミックコーティングの耐摩耗性をさらに上げることが可能。
連続的に送給される2本の溶射材料(金属線材)の先端で直流アーク放電させ、溶融した金属を空気ジェットで吹き飛ばす溶射法で、関西技研では、フッ素樹脂コーティングやセラミックコートの耐久性をより高めるために溶射を行っています。
食品の貯蔵容器、製パン及び製菓関係の製造工程、砂糖及び食品の自動包装機械、農水産物の加工機、醸造用諸装置などに利用。
交換機、混合機、機械部品や装置、薬品輸送車、パイプ、タンクなどに利用。
乾燥用ドラム、サイジングロール、製紙・製織用ロール、各種ガイドロール、製本・印刷用装置、糊付け用ロールなどに利用。
工業部品への応用は多岐にわたっており、その大きさも、直径100分の1インチ長さ1インチ程度のものから、回転式送風機のような、重さ1トンを超える重量物にいたるまで、広く利用。
※フッ素樹脂コーティングの利用として掲載されています。
顧客からの「摩耗が激しく加工が長持ちしない。離形もよく、摩耗にも強いコーティングをしてほしい。」の要望に対して、フッ素樹脂毎
に膜厚や硬さはほぼ決まっていることから、膜厚をあつくし、硬さを作るために溶射加工を提案。溶射加工によって、厚い被膜が形成さ
れ、その上にフッ素樹脂コーティングをすることで、摩耗にも強く、また離形もある加工を実現。